名学館 近江八幡AQUA21校 | 日記 | 不自由は常と思うべきです

努力という小さな積み重ねの大切さを子供たちに伝えていきます

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名学館 近江八幡AQUA21校 の日記

不自由は常と思うべきです

2015.02.17




       「人の一生は重き荷を背負いて遠き道を行くが如し いそぐべからず 不自由を常と思えば不足なし 心に望みおこらば困窮したるときを思い出すべし 堪忍は無事長久の基」


     この言葉が好きで、名学館の初期研修時にも書かせて頂きました。苦労人でもあります徳川家康公の遺訓とされる言葉です。若い戦国時代ファンからは、狸親爺と称され余り評価は芳しくないです。私も一時そうでしたが、歳を重ねるとともにその偉大さにひれ伏してしまいます。もう少し正当な評価があっても良いような気がします。時期に恵まれたとは言え、数百年の太平な時代が続きました。さすがに幕末の頃になりますと、統治システムが時代にあわずに人材も枯渇し、疲弊していくばかりでしたが(しかし、幕末時でも「小栗さん」とか有能な方はいらっしゃいましたが)。どんなシステムもいつかは滅していきます。いかにも日本人的ですが。

    話は戻りまして、やはり家康公は若い時の苦労などより人一倍「平和」を望んでおられたのではないかと思います。だから一時汚れ役、嫌われ役を買ってでないといけなかったのでしょう。単に三成のような正義感だけではありません(豊臣家のためだけで、日本国家のことは全く考えてはいなかったでしょう)。

    反面、現代は民主国家でいかに嫌われないかに懸命です。選挙というシステムがある以上、国民への媚売りはやむを得ないのかもしれません。それは日本だけではなく、他国も同じです。なくなったのは、そうした「覚悟のほど」でしょう。自由な社会ですが、いかにも不自由なのですね。何かに操られているようです。

    今を懸命に必死に自ら「重い荷」を背負おうとする者こそが、何かを成し遂げることができるのでしょう。楽で安易な方向に流されやすい現代ではありますが、改めて生きることの難しさ、深さに感じ入ってみました。

    やっぱり、いつでも「堪忍」は大切ですよ!頑張りましょう!  


☆わかりませんは大歓迎!!★わかりませんは大歓迎!!

名学館 AQUA21校 古和田(コワダ)
★523-0891
滋賀県近江八幡市鷹飼町179番地 AQUA21 3階
<JR琵琶湖線 ・近江鉄道 近江八幡駅から徒歩約3分>
TEL 0748-37-4119

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不自由は常と思うべきです

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