名学館　近江八幡AQUA21校 | 日記 | まずは全体の流れを大雑把に

     こんにちは、昨日は「期末（実力）テスト対策ゼミ」を実施しました。今年のテストも残りわずかです、全力で取り組んでいってくださいね。昨日本屋さんでこんな書籍を見つけました。「カゲロウデイズ　中学歴史が面白いほどわかる本（KADOKAWA）」です。特に一部の女の子は社会科（特に歴史や公民）というものは、まずもって興味がない・関心を持てない部類に入る事でしょう。私はどちらかといえば好きな科目でしたので、面白くない理由が正直分からないのですが。不得意な生徒にとっては、覚えようと思っても頭に入ってこない、呪文のようなものなのでしょう。やはり、大雑把でもまずは全体の流れをつかまないことには、意味不明な用語・文字と化してしまいます。そうした流れを通してまず理解するにはもってこいの書籍ではないでしょうか。漫画チックで読みやすくもなっています。ざっと読んでから、細かな部分に入っていった方が効果的です。教室内に置いていますので、自習時など読んでみてください（持ち帰りは禁止です）、読んだら元の場所に戻しておいてくださいね。

     さて、きりさん大活躍です。最近うまい具合にドラマにハマってきています。最初は視聴者に不評だった模様ですが、私はそれほど気になりませんでした。キャラが立ってきています。一方、修羅場をくぐってきたお茶々様にとっては、大坂城というのは鬼門であったのかもしれません。結果論ではなく、城を出て秀頼とどこかの地方でゆっくり過ごされた方が幸せではなかったでしょうか。もしかすると本音はそれだったのかもと思います。そうした思いも牢人衆にとってはもはやどうでも良いものです、行き場のない彼らは戦しか方法がありません。個人的には、そうした思いに豊臣家は残念ながら引きずられていったような気がします。真田丸は面白く信繁の活躍は見たいのですが、どうもね・・。という思いもあります。

     「国民の文明史（中西輝政著・ＰＨＰ文庫）」読了です。文庫本にしてはおよそ600ページと大作ですが、興味深く集中して読むことができました。個人的にこういうジャンルの本、大好きです。内容が実に深いのですよね・・、日本や世界の歴史、人間心理や日本の国民性、また立ち位置など様々な知識がないと、こういった書籍は書けません。深い知識、洞察力に恐れ入るばかりです。久しぶりに読み応えのある、読了後うならされる本と出合う事ができました。また時間をおいて、再読してみます。

     それでは長くなりましたが、今日も励んでいきましょう！

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